【30】クラウドファンディングサービスの担当キュレーターとは?強力なパートナーの協力を仰ぐ方法

クラウドファンディングサービスには、担当キュレーターという専任担当者を1つのプロジェクトに1人つけることができます。
担当キュレーターはクラウドファンディングサービスでの強力なパートナーで、不明点や不安などを相談するだけでなく、資金調達につながる協力もしてもらえる場合があります。

この記事ではクラウドファンディングで担当キュレーターの協力を仰ぐと良い場面を解説します。

プロジェクト掲載前

キュレーターはクラウドファンディングのいわばプロです。
過去にさまざまなプロジェクトを担当した経験から、初めてクラウドファンディングに挑戦する起案者に適切なアドバイスを行ってくれます。

プロジェクト掲載前に相談する内容としては以下のようなものがあります。
1. アイディアの練り直し
2. リワード内容
3. 目標金額や募集金額の設定
4. プロジェクトページ作成
5. 広告出稿などのPR施策
6. 支援者とのコミュニケーション

起案者がプロジェクトの内容を検討していると、支援者が求めているニーズから乖離してしまうことがよくあります。

例えば、プロジェクトページ作成の相談をしたい場合、一度プロジェクトページ作成方法にならいご自身で作成してみましょう。その後、下書きの状態でキュレーターにプロジェクトページの見せ方が良いかを相談することで、支援者がより多く集まるような見せ方への修正案を提案してくれるでしょう。

また、リワードの内容を相談したい場合もプロジェクト内容に沿ったリワード内容を提案してくれるでしょう。

キュレーターは起案者が自分よがりの状況に陥らないよう、第3者としての視点でアドバイスをしてくれます。
良き相談者として、二人三脚で協力しながら進めていくように心がけましょう。

プロジェクト掲載中・掲載後

クラウドファンディングサービスにプロジェクト掲載をしたら、それで資金調達ができるわけではありません。

プロジェクト掲載中または掲載後にキュレーターに相談する内容としては以下のようなものがあります。

1. ニュースレターへの取り上げ
2. 支援者とのコミュニケーション

1. ニュースレターへの取り上げ

ニュースレターとは各クラウドファンディングサービスが配信するメールマガジンのことです。クラウドファンディングサービスの利用者でメール配信を許可しているユーザーに配信されるため多くのユーザーに読んでもらうことができます。

クラウドファンディングサービスによってニュースレターの掲載内容は異なりますが、スタッフの注目プロジェクトや募集開始すぐ・終了間近のプロジェクト、人気プロジェクトなどさまざまなプロジェクトが紹介されます。

クラウドファンディングの常連支援者が多く読んでいるため、ニュースレター経由で支援が増えることもあります。

プロジェクト掲載の基準は明らかにされていませんが、担当キュレーターに相談してみるのも良いでしょう。

2. 支援者とのコミュニケーション

支援者とのコミュニケーションのために、活動報告をどのように行ったらよいかなども相談することができます。

また、万一資金調達が完了した後にプロジェクトアイディアの実現が不可能な場合には、謝罪や返金が必要になります。
返金手順などはクラウドファンディングサービスによってはマニュアルが用意されているため、一度キュレーターに相談してみましょう。

キュレーターへの相談方法

キュレーターへの相談方法はクラウドファンディングサービスによって異なります。
メールで相談ができるクラウドファンディングサービスもあれば、電話やSkype、直接面談で相談できるサービスもあります。

判断に迷う場合やわからないことがあった場合には、積極的にキュレーターに相談するようにしましょう。

また、クラウドファンディングサービスの中には、キュレーターの力を借りるか否かで手数料が変わるサービスもあります。
『ファインクラウド』では、キュレーターの手助けが必要ないユーザーでは25%の手数料で利用できますが、フルサポートを選択する場合は手数料が30%になります。

手数料が5%上乗せになりますが、初めてクラウドファンディングに挑戦する起案者はぜひ協力を仰ぐことをおすすめします。

まとめ

この記事ではクラウドファンディングで担当キュレーターの協力を仰ぐと良い場面を解説しました。

クラウドファンディングプロであるキュレーターの協力を得られると資金調達の成功可能性を高めることができます。
特にプロジェクト掲載前には、魅力的なプロジェクトページ作成の方法やリワード内容などさまざまな場面で相談することができます。
また、掲載中により多くの支援を集めるための支援者とのコミュニケーション方法や、プロジェクト後のトラブルなども相談することで、大きなトラブルになるのを未然に防げるようになるかもしれません。

判断に悩む場合には積極的に担当キュレーターに相談しましょう。

 

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