【24】クラウドファンディングで活動報告を定期的に更新する重要性と更新を続けるコツを解説

クラウドファンディングでプロジェクトを公開したら、プロジェクト期間中はSNSのみでの呼びかけやイベントに注力しがちですが、プロジェクトの活動報告もPRの一環として重要です。
また、定期的な活動報告は新たなファンや支援者の獲得や起案者やプロジェクトの信頼にもつながります。

この記事ではクラウドファンディングでの定期的な活動報告の重要性や活動報告を続けるコツを解説します。

活動報告がプロジェクトの成功確率を高める

クラウドファンディングサービスの活動報告頻度がプロジェクトの成否を左右します。

クラウドファンディングサービス「ENjiNE」の発表によると、
20日以上活動報告がない起案者と、5日ごとに活動報告をした起案者とでは、集まった金額に4倍もの差が生じたそうです。

支援者が支援を迷っているときは「信用に値する起案者・プロジェクトであるか」を見極めようとしています。
定期的な活動報告を行っているプロジェクトは、信用につながり支援の後押しになります。

活動報告機能とは

各クラウドファンディングサービスには活動報告機能があり、ファインクラウドでは「新着情報」に文章や画像を掲載することができ、ブログのように「起案者が今何をしているか」を報告することができます。

現在取り組んでいる内容をしっかりと支援者の方に届け、プロジェクトの進捗を伝えましょう。

活動報告の投稿内容

活動報告の内容は、プロジェクトページほど入念に準備する必要はありません。
また、成功体験だけでなく、失敗談や苦戦していることなどを正直に掲載しても良いです。苦労している様子が伝わる方が、支援者の好感を得られ、より応援したい気持ちが醸成されるかもしれません。

また、定期的に活動報告をするため、1度の投稿に情報を盛り込みすぎるとネタが続かなくなってしまう可能性があります。

例えば、「今日は〇〇でチラシ配布をしてきました」や、「イベントのための打ち合わせをしてきました」などの内容でもプロジェクト成功をさせる意気込みは届きます。

プロジェクト成功に向けて努力している等身大の起案者の様子や情報を支援者に届けるような内容を継続して更新しましょう。

活動報告では感謝の気持ちも忘れずに

活動報告機能には支援者への感謝の気持ちを伝える場所としても有効です。
活動報告をする際には、締めくくりに必ず支援者に向けたメッセージをつけるように心がけましょう。

活動報告はプロジェクト終了後にも行う

プロジェクト期間が終了しても活動報告を行うようにしましょう。それは支援者へのお礼やリワードを待つ支援者の方々への配慮です。
ここでは、プロジェクト終了後どのタイミングで活動報告をすべきか解説します。

目標金額を達成した時

プロジェクトの目標金額を達成した際には、プロジェクト終了前でも活動報告を更新するようにしましょう。
支援者の方々へのお礼や目標達成の喜びを率直に掲載します。

プロジェクト終了の報告

目標達成ができた場合もできなかった場合でも、プロジェクト終了時には、お礼を記載するようにしましょう。
支援者の方やプロジェクトに関わったすべての人に向けた報告とお礼を記載します。

支援者含む関与者の方々への配慮によって、起案者自身の応援につながります。
次に新たなプロジェクトを立ち上げる際にも、プロジェクトを支援してくれるかもしれません。

リワードの情報

プロジェクト終了後は、リワードについての情報を公開するのに活動報告機能を役立てましょう。

例えば、「リワード〇〇の発送は、〇月〇日より順次発送予定です。今しばらくお待ちいただけますと幸甚です」など、アフターケアを行います。

もし、リワードに遅れが発生してしまう場合は、必ず活動報告機能ページで状況報告をするようにします。
無断で遅れてしまうと起案者自身への不信につながったり、問い合わせ対応で、更なるスケジュール遅延が発生する場合があります。

そういった状況を回避するためにも、リワードの情報については進展があったらこまめに情報更新をしましょう。

まとめ

この記事で活動報告を定期的に更新する重要性と更新を続けるコツを解説しました。

活動報告機能を活用することで、起案者自身やプロジェクトの信頼にもつながり、結果的に多くの支援者を集めることができます。
また、定期的な情報発信により、支援者も安心してプロジェクトを見守ることができます。

プロジェクト終了後にも必要に応じて活動報告機能を活用し、リワードを受け取るまでの間、支援してくれた方が不安にならないよう配慮しましょう。

活動報告をする際には支援者や関係者への配慮の気持ちも忘れずに記載します。
活動報告機能を利用して、等身大の姿を見てもらい共感してくれる人を増やし、プロジェクトの目標達成の確率を高めましょう。

 

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