クラウドファンディングサービスで支援を集めるためには、文章と同様に画像が重要な位置を占めています。
画像は、アイキャッチの効果があり支援者の関心をひかせる役割のほか、プロジェクトをイメージしてもらえる役割もあります。
この記事ではクラウドファンディングでプロジェクト内容を伝える画像の作成方法と使い方について解説します。
クラウドファンディングでは2種類の画像がある
クラウドファンディングのプロジェクトページには主に以下の2つの種類の画像があります。
- メイン画像
- 挿入画像
1. メイン画像
メイン画像は、プロジェクトページに最も大きく表示される画像のことで、プロジェクトを代表する画像です。
また、支援者のプロジェクトページを参照する際に最初に確認するのが、このメイン画像とタイトルです。
そのため、支援者の興味を引く「アイキャッチ」の役割を果たします。アイキャッチとして機能させるためには、プロジェクトの内容が一目でわかる画像が必要です。
写真だけでなく文字や装飾を画像内に入れることで、どのようなプロジェクトか伝えられる画像に仕上げましょう。
2. 挿入画像
挿入画像はプロジェクトページの概要文内に文章を補足する目的で挿入される画像です。例えば商品開発段階での写真などがあります。
挿入画像を利用することで、プロジェクトストーリーに現実味や具体性を持たせる効果があります。
魅力的なメイン画像の作成方法
支援者に興味を持ってもらえるアイキャッチ効果があるメイン画像の作成ポイントは主に3つあります。
- 印象に残る画像
- 適切なピントや明るさ
- プロジェクト内容のコピー
1. 印象に残る画像
メイン画像は、一目でプロジェクト内容を支援者がイメージできる画像である必要があります。
例えばプロダクト系のプロジェクトの場合、製品の特長や見た目がわかりやすい画像が良いでしょう。わかりやすく画像を組み合わせるのも魅力的に見せる方法の1つです。
2. 適切なピントや明るさ
メイン画像のピントや明るさは適切なものを使用します。
明るさが極端に実物と異なる画像やピントが合っていない画像は、プロジェクトはもちろん、起案者自身の信頼を失墜させてしまいます。
きれいな写真を用意できない場合は、プロのカメラマンに撮影してもらうなど外部サービスの利用を検討すると良いでしょう。
3. プロジェクト内容のコピー
メイン画像にはプロジェクト内容がわかるコピーを載せると、よりアイキャッチとして効果的です。
タイトルをそのまま入れるのではなく、重要な要素を文字の色やフォントなどを調整してプロジェクトテーマに合わせて挿入します。
挿入画像の効果的な使い方
挿入画像には使用する枚数の決まりやルールがありません。そのため、どこにどのような画像を入れるべきか分からない方も多いかもしれません。
ここでは挿入画像の効果的な使い方を解説します。
プロジェクトストーリーを補足する
挿入画像はプロジェクトストーリーを補完するものです。プロジェクトの内容や熱意など、文章だけでは伝えづらいものを画像によって補完します。
例えば、商品開発の経過写真などは、プロジェクトの経緯を説明する際に有効です。また、おいしそうな食材などの写真は支援者の共感を得るのに有効です。
プロジェクト概要文に画像を挿入することで、支援者がプロジェクト概要を理解しやすく、共感を生みやすくなります。
見出しにつき最低1枚以上を意識
挿入画像には枚数の決まりはありません。そのため、プロジェクト経緯には工程ごとに写真を並べてもわかりやすく効果的です。
ただし、1つの見出しにつき、最低でも1枚は画像を用いるとよいでしょう。
理由は、支援者が段落ごとに何を伝えたいか理解しやすく、プロジェクト全般の概要を理解しやすくなるからです。必要に応じて特に知ってほしいポイントに画像を2枚、3枚…と増やしていくことをおすすめします。
人物写真が効果的
挿入画像には人物の写真を入れると効果的と言われています。起案者や、プロジェクトチームのメンバー、関係者などの顔が見えると、支援者の共感が伝わりやすくなります。
多くの支援者は、プロジェクトの内容や質だけでなく、起案者の熱意や人となりも判断基準にしています。
起案者の画像は、笑顔のものとプロジェクトに取り組んでいる画像を2種類用意すると良いでしょう。笑顔の画像は自己紹介に使用します。
また、熱意を持ちプロジェクトに取り組んでいる画像は、プロジェクト概要内で使用すると共感が得やすく効果的です。
まとめ
この記事ではクラウドファンディングでプロジェクト内容を伝える画像の作成方法と使い方を解説しました。
メイン画像はアイキャッチの役割、挿入画像はプロジェクトストーリーを補完する役割と、使われる目的が異なります。支援者の共感を得るために、適切な画像を用意し、適材適所の画像を使用することを心がけましょう。
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