クラウドファンディングサービスでプロジェクトの審査を通過することができたら、いよいよプロジェクト掲載にむけてプロジェクトページを作成します。
プロジェクトページを見て支援者は支援するか判断するため、最も重要な要素であるといっても過言ではありません。
この記事ではクラウドファンディングのプロジェクトページの作成方法について解説します。
プロジェクトページの入力項目を確認
プロジェクトページの入力に取り掛かる前に入力項目を確認します。事前に入力項目を確認しておくことで、必要な素材や入力内容を準備・精査することができます。
プロジェクトページの入力項目を確認するためには主に以下の2つの方法があります。
①クラウドファンディングサービスのアカウントにログインすることでプロジェクトページが表示される
②起案者に送付されたメールに記載されたURLやリンクへ飛ぶことでプロジェクトページが表示される
この記事では、ファインクラウドでのプロジェクトページを元に解説します。
1. プロジェクト管理
「プロジェクト管理」のタブでは以下の内容を入力します。
- タイトル
- プロジェクト概要
- プロジェクト本文
- サムネイル画像または動画
- 目標金額
- プロジェクト終了日
- プロジェクトオーナープロフィール
- プロジェクトオーナー画像
- プロジェクトオーナーSNSアカウント
- 問い合わせメールアドレス
- 特定商取引法に基づく表示
プロジェクト本文では文字の入力だけでなく、画像や動画を挿入する機能もありますので、文章で網羅できない内容は視覚で直感的にわかる素材を活用すると良いでしょう。
2. リワード管理
「リワード管理」のタブでは、リワードに関する項目を入力していきます。リワードは複数設定することができ、1つのリワードごとに以下の項目を入力します。
- 金額
- タイトル
- リワード概要
- 商品提供上限数
- 掲載画像
- 提供形態
- 提供時期
リワードが魅力的であるほど支援者から支援を集めやすくなります。
『リワードの設定方法』はこちらの記事で解説していますので、設定したリワードを入力しましょう。
【8】クラウドファンディングのリワード設定方法と魅力的に見せる方法を解説
3. アンケート管理
「アンケート」のタブでは、リワードに「カラー」や「サイズ」がある場合、購入時にお客様に選択・記述していただく機能となります。
必要素材や入力内容を準備
プロジェクトページに必要な文章や写真・動画などの素材、SNSアカウントは事前に用意しておきます。
文章の場合はパソコンのメモ帳アプリやワードなどで下書きをしておくと便利です。
また、起案者から共感を得られるためには、第三者的な視点が必要です。プロジェクトの魅力がきちんと伝わるように、他人に読んでもらい修正を重ね、ご自身の納得のいく文章を用意しましょう。
プロジェクトページに入力
プロジェクトページの入力項目に必要な素材がすべてそろったら、いよいよプロジェクトページに入力をしていきます。
プロジェクトの説明記事や掲載画像、キャッチコピーなど、プロジェクトページの1つ1つの要素を魅力的に作り、プロジェクトアイディアをより魅力的に見せましょう。
プロジェクトページの見栄えは事前に用意したメモ帳やアプリなどとは異なります。入力が一通り完成したら、プレビューなどを活用しながら、第三者に読みやすさなどもフィードバックをもらうと良いでしょう。
また、プロジェクトページを作成している最中は、こまめに保存を行うことをおすすめします。
まとめ
この記事ではクラウドファンディングのプロジェクトページの作成方法について解説しました。
クラウドファンディングサービスごとにプロジェクトページの入力項目は異なる場合がありますが、この記事ではファインクラウドの入力項目をご紹介しました。
支援者にとって支援をするか否かの判断はプロジェクトページに書かれている内容しかありません。完成度の高いプロジェクトページを公開するために、利用するクラウドファンディングサービスのプロジェクトページの入力項目を事前に確認しましょう。
事前に入力項目を確認しておくことで、画像や動画などの素材を増やす、魅力的な文章にする、など入力に必要な素材をすべて集めておくことができます。
また、第三者に公開前に読んでもらい、プロジェクトページやプロフィールページに不備がないか、魅力を伝えきれているかなど確認することをおすすめします。
バックアップを取りながら、修正を重ね、納得のいく内容に仕上げていきましょう。
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