【7】クラウドファンディングのプロジェクトを達成させるチーム作りを徹底解説

クラウドファンディングでは1人で資金集めに奮闘するイメージを持っている方も少なくありません。

しかし実際には4人以上のチームは、1人で実施しているプロジェクトの7割以上多くの資金調達に成功しているデータがあります。

この記事ではクラウドファンディングで資金調達を成功させるためのチーム作りを解説します。

クラウドファンディングでチームが必要な理由

クラウドファンディングでチームが必要な理由は、1つのプロジェクトにさまざまな作業が発生するからです。
作業例としては以下のようなものがあり、プロジェクトの規模が大きくなるほど、当然労力が増えてしまい、1人で全てこなすのは困難になります。
クラウドファンディングでの主な作業例は以下のようなものがあります。

1. プロジェクトページ・コンテンツの作成
2. プロジェクトのPR
3. 活動報告のアップデート
4. お礼・リワードの手配

プロジェクトストーリーができたら、より魅力的にみせるプロジェクトページやコンテンツの作成が必要です。

また、情報発信や交流がなければ支援者を集めることは難しいでしょう。くわえて、支援状況や活動報告などを随時更新すれば、支援者がさらなる支援者を招いてくれる可能性も高く、アップデート作業もあった方がよいでしょう。

プロジェクト終了後にはリワード発送や支援者へのお礼のメッセージを送付します。

小規模であれば全て1人でまかなうことも可能かもしれません。
しかし、プロジェクト規模が大きくなり、おろそかになってしまう作業が出てきてしまうようであればチームづくりは有効な手段です。

クラウドファンディングのチーム構成

クラウドファンディングで必要な作業をふまえて、ここでは必要なチームメンバーや構成を解説します。
クラウドファンディングに必要な役割は以下のようなものがあります。

1. リーダー
2. PR担当・SNS担当
3. IT担当・支援者対応担当
4. デザイン担当
5. リワード担当

必ずしも各担当に1人ずつ任命する必要はなく、1人が複数の役割を兼任しても良いでしょう。
また、集中的にある業務に負荷がかかる時期はチーム全体で担当者をサポートしたり、チーム一丸となり協力することが必要です。

1. リーダー

リーダーはチームの取りまとめを行います。必ずしも起案者がリーダーである必要はありません。
スケジュール管理、資金管理などプロジェクト全体に関わることも取りまとめます。

2. PR担当・SNS担当

PR担当は支援者を集めるため、プロジェクトの宣伝イベントやプレスリリースなどの作成を行います。
SNS担当とPR担当は別でも構いませんが、常に連携しておくと良いでしょう。

PRで作成したプレスリリースやイベント報告などをSNS担当と連携してSNSで宣伝すると効果的です。

3. IT担当・支援者対応担当

IT担当・支援者対応担当はプロジェクトページやブログなどの活動報告、支援者からの問い合わせやコメントに返信する業務を担います。

SNS担当がIT担当と兼任したり、PR担当と連携すると良く、支援者への活動情報を更新することで、プロジェクトの支援者に対してフォローを行います。

4. デザイン担当

デザイン担当はプロジェクトをより魅力的に見せるプロジェクトページの作成やチラシ、リワードのデザインなど、デザインに関わる作業全般を行います。

5.リワード担当

リワード担当はリワードの内容を考えたり、配送料の試算、配送スケジュールなどの作成等、リワード配送に関わる業務全般を担います。

プロジェクト実施後にはリワードの配送が始まり、リワード担当に業務が集中する可能性があります。その場合はチーム全体でリワード担当の業務を配分し協力すると良いでしょう。

チームでプロジェクトの検討も可能

チームでクラウドファンディングを行うメリットは、プロジェクト内容をより良くするためにチーム全体でプロジェクトの検討ができることです。

個人でクラウドファンディングに挑戦する場合、全て1人で考える必要があり、他人の反応を見ることは難しいことがあります。
第三者的な視点や発想など、チームだからこそ得られることもあります。そのため、検討段階にプロジェクトをブラッシュアップすることが可能です。

個人でクラウドファンディングに挑戦する場合、Facebookのクラウドファンディングコミュニティの利用をおすすめします。起案者を応援するグループでは、気軽に相談し、意見を聞くことができます。

チーム内の情報共有・コミュニケーション

チームでプロジェクトに取り組む場合は、チーム内の情報共有やコミュニケーションが重要です。

チーム内での円滑なコミュニケーション

各担当者の作業の進捗確認や直面している(しうる)課題などを密に情報共有しておくことで、大きな問題が発生する前に対応することも可能です。

また、チーム全員で情報共有しておくことで、一部のメンバーしか共有されていなかったという事態を避けることができます。

ツールを利用

チーム全員でコミュニケーションをとるためにはLINEやFacebookなどのSNSグループチャットを活用すると良いでしょう。
しかし、チャット機能だけでは重要な情報が流れてしまう可能性があります。

その場合はメモ機能を活用したり、重要な情報はメールで送付するなど、ルールを決めて運営すると良いでしょう。

まとめ

この記事ではクラウドファンディングのプロジェクトを達成させるチーム作りを解説しました。

規模が大きくなるほどクラウドファンディングに必要な作業は煩雑になります。
チームで役割分担をすることで資金調達に成功する確率を高めるだけでなく、リワード手配で支援者に迷惑をかけてしまう、ということを回避できます。

必要に応じて積極的にチームで挑戦することをおすすめします。チームで挑戦する場合には、情報共有を密に行い、プロジェクト成功のために全員で協力して進めましょう。

  • コメント: 0

関連記事

  1. 【8】クラウドファンディングのリワード設定方法と魅力的に見せる方法を解説

  2. 【12】クラウドファンディングでプロジェクト掲載までのステップを徹底解説

  3. 【29】クラウドファンディングでの支援者への継続的なコミュニケーションの必要性

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。